工業製品の魅力をお客様に伝える
売上アップ 広告コンサルタントの宮守秀多です。
ひょんなキッカケから、
産学官連携のプロジェクトに
参加することになりました。
プロジェクトといっても、
ロケットを飛ばすでもなく、
”たいそう”なもんじゃないけどね。
プロジェクト参加
「2名枠なんだけど、まだ1名空いてるんだよね」
「じゃ、俺参加する」
そんな一瞬の会話から
『医療機器設計開発人材養成講座』
に参加することになりました。
この講座の目的は、2つあります。
県内の企業に医療機器産業に参入してもらい、
1. 医療現場のニーズにあった医療機器を開発する
2. 県内の雇用創出を促す
です。
官:山梨県
山梨県の
”やまなし新産業構造対応雇用創造プロジェクト”
の取り組みの一つです。
”雇用創出”が目的で、
目標278人
どうやって評価するんやろ?
厚労省からの助成金って形で、
みなさんの税金も注ぎ込まれてるので、
きっと達成するのでしょうね。。。
学:山梨大学
『医療機器設計開発人材養成講座』
は、山梨大学に委託されています。
よくある「学」は、
学術研究機関って役割ですね。
大学等の研究を、実用化するとか。
でも、今回はちょっと違うんです。
医学部と工学部が参加します。
大学の「医学部」って研究だけでなく
現場をもっていますよね。
大学病院です。
実際に患者さんを検査・診断するなかで
”困っている”ことがあります。
ニーズやベネフィットの宝庫なんです。
それを今後の医療機器開発に役立てたい。
というのが山梨大にはあるようです。
産:県内企業
県内の企業からの参加者は30人ほど。
何社参加されているのは、まだ分かりません。
講座の後半では、グループ毎に
テーマを決めて試作品を完成させるまでが
目標になります。
試作品の設計・制作は、
工学部の学生と一緒に行います。
工学部の学生の教育も兼ねるという
優れもののプロジェクトです。
陣痛を計測する
そんな優れもののプロジェクトなら
ってことで参加しました。
第1回の講義はスタートしています。
初回は産婦人科。
産科の教授が登壇し、
訴えられてたのは。
陣痛を計測する機器について。
陣痛は子宮の収縮なんですが、
お腹の凹凸の動きを測るそうです。
人によってお腹って異なりますから、
その動きも様々。
医師の技量に依存することになります。
計測方法は、30年前から変わってない。
と嘆かれていました。
テーマは陣痛=子宮の収縮を計測する。
固定しやすいこと
装着しても生活(活動)できること
では、1年間勉強させてもらいます。
学:山梨大学
山梨大学が山梨県から委託されている事業です。
「学」の役割としては、研究機関という位置付けが多いです。
今回は、「教育機関」と「ニーズ発掘」
「官」:山梨県の「やまなし新産業構造対応雇用創造プロジェクト」の取り組みの一環です。