大坂なおみ選手が、全豪オープン2度目の優勝をしました。
これでグランドスラム4勝目です。

ところで、グランドスラムってなに?

 

 

2021年2月20日
オーストラリア、メルボルンで開催された
テニストーナメント・全豪オープンで、
大坂なおみ選手が優勝しました。

全豪オープン2度目の優勝
グランドスラム4度目の優勝になります。

 

さてグランドスラムってなんでしょうか?
なぜそんなに話題になるのでしょうか?

 

グランドスラムは、
国際テニス連盟(ITF)が4大大会として定めています。

 

”グランドスラム”って言葉は、
カード競技のコンストラクトブリッジで
使われていた用語です。

これは次の機会に。

 

4大大会

全豪オープン   メルボルン(1月)
全仏オープン   パリ(5−6月)
ウィンブルドン(全英)   ロンドン(6−7月)
全米オープン   ニューヨーク(8−9月)

 

「なぜオーストラリア?」って思った方はいらしゃいますか。

調べたことがあるんですが、
ちょこっと検索しただけでは、分からなかった。
これ宿題ってことで・・・。

 

他の大会との比較

他の大会が1週間で終わるのに対し、
グランドスラムは2週間かけて行われます。

それだけイベント性が強いってことです。
選手もそれだけアピールできる大会です。

当然、スポンサーも力を入れますし、
放送量も増えます。

 

さらに選手としては現実的に、
優勝賞金が大きい
ツアーポイントが高い
などのメリットがあります。

 

日本人優勝者

一部には、大坂なおみが
日本人として初めてグランドスラムで
優勝したように言われますが、
ちょっと正確ではありません。

シングルス部門で初優勝が正解です。

 

男子シングルスでは、
錦織圭選手の2014年全米オープン
準優勝が最高位です。

 

ところがダブルスでは、
沢松和子(沢松奈生子の叔母)
平木理化
杉山愛(4度優勝)
しています。

 

さらに

 

車椅子テニスでは、
男子の国枝慎吾選手、
女子の上地結衣選手がいます

国枝選手は、シングルス、ダブルスで、
全豪:10回、8回
全仏:7回、8回
ウィンブルドン:0回(開催が少ない)、3回
全米:7回、2回
の優勝という驚異的な数字を残しています。

しかも37歳で第一線で活躍中です。

上地選手は、シングルス、ダブルスで、
全豪:2回、5回
全仏:4回、3回
ウィンブルドン:0回(開催が少ない)、5回
全米:2回、3回

まだ26歳、まだまだ記録を伸ばせそうです。