日本で一番高い山は富士山(3776m)
では、2番目は?
クリーンな広告で商売繁盛に貢献する
薬機法セールスコピーライターの
宮守秀多です。
登山は会社に入ってから始めました。
仕事で長野に住んでいたときに、
大阪の友人が、
「なんで長野に住んでて、山登らへんねん」
これがキッカケです。
さて、
2番目に高い山はどこでしょう?
山に詳しい人なら
南アルプスの北岳と答えられることでしょう。
(3193m)
第3位が、
北アルプスの奥穂高岳なのもご存知でしょうね。
(3190m)
ここまでは、割と有名。
ちなみに第5位は、
北アルプスの槍ヶ岳(3180m)です。
独特の山容をしているので、
多くの人に知られていると思います。
では、第4位は・・・
実は、最近(H26年)の調査で、
南アルプスの間ノ岳(あいのだけ)が同率3位
であることがわかりました(3190m)。
正解は、「第4位はありません」です。
間ノ岳は、
山梨県と静岡県(静岡市)の県境にあります。
そして、大井川の源流です。
リニア工事と大井川問題
ここから話が変わりますが、
リニア中央新幹線のことはご存知でしょうか。
2027年に東京・名古屋間の開通を目指しています。
(最終的には大阪まで延長)
最高速度 時速500kmで、
東京・名古屋間を最速40分で結ぶ計画になっています。
さて、このリニア新幹線の工事、
遅れるのではないかと言われています。
全長の86%を占めるのがトンネルです。
東京・名古屋間を直線的に結ぶには、
山を越えなければなりません。
今、問題となっているのが、
大井川源流のトンネル工事
トンネルによる湧水で、
大井川の水が枯れるのではと心配されています。
大井川は、静岡県の飲料、農業・産業用水として
使用されていますから。
ただ一部には、
静岡県にリニア新幹線の駅がないので、
”ごねてる”じゃないかと噂されたりしています。
大井川は水量が多く、流速が早いため、
江戸時代までは東海道の難所として知られ、
「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」
などと歌われました。
橋ができたのは明治時代に入ってからです。
高度成長時代に、大井川はその水量ゆえに、
発電用ダムが多く建設されました。
水は用水菅を通り他の川に流れて出していき、
流水の減少が大きな社会問題となりました。
そんな歴史のある川ですから、
静岡県としては心配になります。
しかし、JR東日本も、その対策として
湧水を大井川に戻す対策を提案しています。
リニアの計画に影響するまでの大問題となったのは、
川勝静岡県知事の高圧的なこだわりだと言われています。
それが、
「静岡県に駅がないことへの腹いせなのか」
は本人しか分からないところです。
単純に技術的問題です。
しっかりアセスすれば解決するはずなのですが。
「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」