関東・中部に住む人なら、
山好きでなくても、
つい顔をあげたくなる名著。

”よい商品・サービス”なのに売れないをなくす。
薬機法セールスコピーライター
宮守秀多です。

 

今回紹介する本は、
深田久弥(ふかだきゅうや)の
『日本百名山』

”山”の本か〜興味ない!

などと思い込むのはもったいない。

 

百名山の選定基準を
第1に、山の品格
第2に、山の歴史
第3に、山の個性
としています。

他には、1500m以上の山であることと、
必ず、自分で登ったことのある山という条件をつけています。

 

たんなる紀行録ではなく、

山の品格の定義を
厳しさ、強さ、美しさなど
万人が感嘆するものとしているように、

百名山の選定にもこだわりをもたれています。

 

100選ぶためには、
登った山は、その数倍と書かれています。

100選ぶためには、
その選にもれた山もあるわけですね。

だから、選ばれた山には、
なぜ選んだかが明確に書かれています。

 

その一方、選択は個人的な主観であるから、
いろんな意見をいただいて、
再販の機会があれば入換えを行いたい。

とも書かれています。

 

 

麓からの山容、
神々の歴史、信仰、
頂上からの眺望

山登りの興味はなくても
「どの山だろ」と思わず探したくなります。

百名山は、

北は、北海道・利尻島の利尻岳から始まり、
南は、屋久島の宮之浦岳で終わります。

 

そして、47番目は、
我らが富士山である。

 

「もしこの山がなかったら、
日本の歴史は別の道をたどっていたかもしれない」

by 深田久弥